Muddogのインストールと更新
対応環境
ダウンロードページでOSとバージョンを 確認してから、インストールファイルを入手してください。
| OS | 提供形式と利用方法 |
|---|---|
| Linux x86_64 | .deb・.rpm パッケージ。systemdを使用するデスクトップ環境が必要です。 |
| Windows 10/11 x64 | .msi インストールファイル。現在のWindows用パッケージはx64のみに対応しています。 |
| macOS 13 Ventura以降 | .dmg インストールファイル。UniversalパッケージはIntelとApple Siliconの両方に対応しています。アプリの操作にはmacOSの管理者アカウントが必要です。 |
Linuxでは、パッケージマネージャーが、 アプリの実行に必要なライブラリと依存パッケージを一緒にインストールします。 Linuxのアプリ別VPNには、さらにsystemdユーザーセッションと cgroup v2が必要です。nftablesはパッケージの依存関係に含まれています。 Windowsもアプリ別VPNに対応しています。macOSはインターネット全体とIP・アドレス範囲別のVPNに対応しています。
このマニュアルは2.x用です。ダウンロードページにお使いのOS用の2.xファイルが
まだ表示されていない場合は、まず配布状況を確認してください。Windows用1.0.7の
.exe ファイルについては、旧バージョンのご案内に従ってください。
LinuxとWindowsではインストール完了後、macOSでは初回起動とバックグラウンドサービスの 許可後に、インターネット共有が自動的に始まります。その後はPCの起動時にもサービスが 実行されるため、アプリのウィンドウを開かなくても、他のユーザーが自分の インターネット回線を利用できます。インストール前に インターネット共有の管理を確認してください。
Linuxへのインストール
以下のコマンドでは、2.0.0のファイル名を例にしています。ターミナルでダウンロードした ファイルのあるディレクトリに移動し、ファイル名を実際に入手したパッケージ名に 置き換えて 実行してください。インストールには管理者権限が必要です。
Debian / Ubuntu
sudo apt install ./muddog_2.0.0_amd64.deb
Fedora
sudo dnf install ./muddog-2.0.0-1.x86_64.rpm
インストール後の初回起動
- インストールが完了したら、デスクトップから ログアウトして再度ログイン します。
- アプリメニューから Muddog を起動します。
- 接続 画面にVPNの状態と 自分のインターネット共有 の状態が表示されることを確認します。
- VPNへの接続に従って国を選び、接続します。
一般ユーザーのアカウントから sudo でインストールすると、そのユーザーが
muddog グループに追加されます。この権限をアプリに反映するには、ログインし直す
必要があります。アプリは一般ユーザーとして実行します。VPNの利用にMudfish IDや
パスワードを入力する必要はありません。
管理者が別のアカウントでインストールした場合や、複数のユーザーがアプリを操作する 必要がある場合は、サービスへのアクセス権の確認を参照してください。
Windowsへのインストール
- 以前の
.exeインストーラーでインストールしたMuddogがある場合は、Windowsの 設定 → アプリ から先にアンインストールします。既存のインストール済みアプリを 削除するよう案内が表示されたら、削除を終えてからMSIのインストールをやり直してください。 - ダウンロードした
.msiファイルを実行し、管理者権限の要求を許可します。 - インストールの案内に従って進めます。WebView2 Runtimeがない場合は、インストールヘルパーが インターネットからダウンロードするため、インターネット接続が必要です。
- スタートメニューまたはデスクトップの muddog を一般ユーザー権限で起動します。
- 接続 画面でサービスの状態を確認し、VPNへの接続に進みます。
既定のインストール先は %ProgramFiles%\muddog です。インストーラーは
muddog-engine サービスを登録して自動的に起動し、エンジンに必要なUDP受信の
ファイアウォール規則も追加します。VPNとアプリ別VPNに必要なコンポーネントはパッケージに含まれています。
アプリを使うたびに管理者権限で起動する必要はありません。
macOSへのインストール
- ダウンロードした
.dmgファイルを開きます。 - Muddog.app を アプリケーション(
/Applications) フォルダーにコピーします。 DMG内から直接起動すると、バックグラウンドサービスを登録できません。 - macOSの管理者アカウントでログインした状態で、コピーした Muddog を起動します。
- システム設定 → 一般 → ログイン項目と機能拡張 で、Muddogのバックグラウンド実行を 許可します。macOSのバージョンによって項目名が異なる場合があります。
- アプリがサービスに再接続したら、VPNへの接続に進みます。
許可画面を開き直すには、macOSのメニューバーから
Service → Background Service Settings… を選択します。サービスの登録が
必要な場合は、Service → Enable Background Service を選択してください。
これらのメニュー名は英語で表示されます。アプリ自体は sudo を使わずに起動します。
更新
VPNを使用中の場合は 切断 を押し、ダウンロードページからお使いのOSに 合った新しいインストールファイルを入手します。
- Linux:アプリを閉じ、上記のインストールコマンドで新しい
.debまたは.rpmファイル名を指定してインストールします。 - Windows:アプリを閉じ、新しい
.msiファイルを実行します。既存のMSIによる インストール済みアプリは、更新中に置き換えられます。 - macOS:まず Service → Remove Background Service and Quit で
サービスを削除してアプリを終了します。新しいDMGの Muddog.app で
/Applications内のアプリを置き換え、再度起動して必要なサービスの許可を完了します。
更新中は、使用中のVPN接続と共有接続が切断されます。 更新後はアプリを開き直し、接続と共有の状態を確認してください。 アプリとサービスのバージョンが異なるというエラーが表示されたら、 トラブルシューティングを確認してください。
Linuxの旧バージョン1.0.7から移行する場合は、古いアプリを閉じて新しいパッケージを
インストールしてください。インストーラーは、既存の muddog_srv.service が登録されて
いれば停止し、自動起動を無効にします。その後はアプリメニューの Muddog を起動します。
アンインストール
Linux
Debian / Ubuntuでは、次のコマンドを使用します。
sudo apt remove muddog
Fedoraでは、次のコマンドを使用します。
sudo dnf remove muddog
パッケージを削除すると、サービスとVPNが終了し、Muddogが追加したネットワーク経路が
削除されます。Debian / Ubuntuで専用のサービスアカウントとグループも削除するには、
通常の削除の代わりに sudo apt purge muddog を使用できます。
Windows
Windowsの 設定 → アプリ で muddog を選択し、アンインストールします。 削除中にサービスとVPNを終了し、VPNの経路を削除した後、サービスと インストール時に追加したファイアウォール規則を削除します。ユーザー設定と接続・中継記録は保持されます。
macOS
- アプリの Service → Remove Background Service and Quit を選択します。
- サービスの削除とアプリの終了が完了したら、
/Applications内の Muddog.app を ゴミ箱に移動します。
アプリのファイルだけを先に削除すると、バックグラウンド項目の削除が遅れる場合があります。 ユーザー設定と接続・中継記録は保持されます。
残った記録と共有の停止
パッケージの削除と接続・中継記録の削除は別です。残っているローカル記録の保存場所と 保管方法は、接続・中継記録を参照してください。 プログラムを残して共有を停止するには、サービスの停止を 利用できますが、サービスの停止中は自分のVPNも利用できません。